概要

自律神経失調症についての解説です。

自律神経失調症の原因

自律神経失調症は、主にストレスが原因で自律神経のバランスが崩れて起こります。

自律神経失調症による歯に対する影響としては、ストレスからアドレナリン量が上昇し交感神経が優位になるため、交感神経が高い状態が続くと咀嚼筋が緊張し続けて筋肉痛や歯が押されたりして歯に痛みが生じます。

また、不安などのストレスにより咀嚼筋を緊張させ歯ぎしりなどをして歯や筋肉にダメージを与えたりします(自傷行為)。これが継続すると筋緊痛、歯痛や顎関節痛になります。

交感神経優位になった場合の症状としては、覚醒・筋収縮・血圧上昇・ドライマウスなどがあります。

このような律神経失調症における治療としては、①指圧やマッサージ・ストレッチ、②ストレスの認識とプラス思考療法(自己管理)、③薬物療法、④カウンセリング、⑤音楽療法やアロマテラピーなど五感に働きかける治療法などがあります。